『なぜ公害は続くのか』の書評が「PRIME」(明治学院大学国際平和研究所)に掲載されました
シリーズ 環境社会学講座 1『なぜ公害は続くのか——潜在・散在・長期化する被害』(藤川賢・友澤悠季編)の書評が、「PRIME」47号(明治学院大学国際平和研究所、2024年3月)に掲載されました。
◎髙橋若菜氏評
〈「なぜ公害は続くのか」という問い立てに対し、首をかしげる人は多いのではないか。高度経済成長期に深刻な公害を経験し、官民が力をあわせ「克服」した、というのが大方の見方であろう。〉
〈なぜ公害は続くのか、という問い立てを探求するために本書が取る方法論は、環境社会学である。公害・環境被害は社会的に弱い立場の人びとに偏りつつ、不可視化されていく。〉
〈「解決」の裏で不可視化されている構造に関心を寄せ、それに対応する方法を考えることは、不幸な歴史を学び「未来をつくる」ことでもある。〉
◎シリーズ 環境社会学講座 1『なぜ公害は続くのか——潜在・散在・長期化する被害』藤川賢・友澤悠季編
https://www.shinsensha.com/books/5499/
◎明治学院大学国際平和研究所
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
『なぜ公害は続くのか—潜在・散在・長期化する被害』の書評が「PRIME」47号(明治学院大学国際平和研究所)に掲載されました。
◎髙橋若菜氏評
〈「なぜ公害は続くのか」という問い立てに対し、首をかしげる人は多いのではないか。……官民が力をあわせ「克服」した、というのが大方の見方であろう〉 https://t.co/apjdqSKwWj— 新泉社「シリーズ 環境社会学講座」 (@env_socio_shin) March 25, 2024
◎髙橋若菜氏評
「PRIME」47号、明治学院大学国際平和研究所〈「解決」の裏で不可視化されている構造に関心を寄せ、それに対応する方法を考えることは、不幸な歴史を学び「未来をつくる」ことでもある〉
シリーズ 環境社会学講座『なぜ公害は続くのか』藤川賢・友澤悠季編https://t.co/sRzjmSxF4P https://t.co/9wVvtJiWGB pic.twitter.com/Era2vrO8nP
— 新泉社「シリーズ 環境社会学講座」 (@env_socio_shin) March 25, 2024