メディア2021.09.02
『はじまれ、ふたたび——いのちの歌をめぐる旅』の書評が共同通信で配信されました
姜信子著『はじまれ、ふたたび——いのちの歌をめぐる旅』の書評が、共同通信配信で、全国各地の地方紙に掲載されました。
〈「歌」や「語られることのない無数の記憶」をよすがに旅を重ねる著者は「私自身の生を私自身の声や言葉で必死に語りなおしたい」と願う。〉
〈「故郷をなくした旅人たちの交差点」であるカザフスタンの市場ではあまたの民族の声が行き交い、体臭が立ちこめる。〉
〈島から島へと渡っていく旅では、かつての済州島での虐殺事件を語った男を思い、「闇を語り闇とともにある言葉を自分が持たない」ことに、取り返しのつかない心持ちになる。〉
〈痛切な詩情と思索があふれるエッセー集だ。〉
・「福島民報」2021.7.17
・「南日本新聞」2021.7.18
・「山陰中央新報」2021.7.18
・「沖縄タイムス」2021.7.25
・「山形新聞」2021.7.25
・「徳島新聞」2021.7.25
・「佐賀新聞」2021.8.1
・「新潟日報」2021.8.15
・「長崎新聞」2021.8.22
ほか各紙に順次掲載中です。
8月15日の「新潟日報」に姜信子著『はじまれ、ふたたび』https://t.co/zBr0KoBtIx の書評が掲載されました。
〈「歌」や「語られることのない無数の記憶」をよすがに旅を重ねる著者は「私自身の生を私自身の声や言葉で必死に語りなおしたい」と願う。〉
〈痛切な詩情と思索があふれるエッセー集だ。〉 pic.twitter.com/YaOWhz1XNS— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) August 23, 2021