メディア2021.05.10
『なんで洞窟に壁画を描いたの?』の書評が「東京人」に掲載されました(五十嵐太郎氏評)
『なんで洞窟に壁画を描いたの?』の書評が「東京人」に掲載されました
2021年6月号『東京人』に、五十嵐ジャンヌ著『なんで洞窟に壁画を描いたの?』の書評が掲載されました。評者は建築史家、建築評論家・東北大学大学院工学研究科の五十嵐太郎さん。
《なるほど中学生の主人公が発する素朴な疑問に答えていく設定は、そもそも美術とは何か、人間とは何か、といった根源的な思考を促すのに向いている》。ありがとうございます。
2021年6月号『東京人』、五十嵐太郎氏評
https://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin/detail/31
◎『なんで洞窟に壁画を描いたの?』https://www.shinsensha.com/books/3838/
秋山理乃は歴史が大好きな中学1年生。高校の世界史の先生だったキシローじいちゃんと東京で開かれた「ラスコー展」に行って、謎深い洞窟壁画の魅力にすっかりはまってしまいます。そして、キシローじいちゃんの教え子で、洞窟壁画の研究者・タバタさんの案内で、フランスに本物の洞窟壁画を見に行くことに。
旧石器時代の壁画を見た理乃は、なんで大昔の人はわざわざ真っ暗な洞窟に壁画を描いたのか、という疑問で頭の中がいっぱいになってしまいました。
帰国後も、タバタさんとじいちゃんの協力のもと、洞窟壁画の謎と文化祭で発表する「美術のはじまり」というテーマの答えを求めて、理乃の奔走は続きます……。