メディア2019.07.15
『目の眩んだ者たちの国家』が「文藝」2019年秋季号で紹介されました
特集「韓国・フェミニズム・日本」が話題の『文藝』2019年秋季号(河出書房新社)において、弊社刊『目の眩んだ者たちの国家』(キム・エラン、パク・ミンギュ、ファン・ジョンウン、キム・ヨンスほか著)を紹介していただきました。
本特集の「わかる!極める!韓国文学一夜漬けキーワード集」の「セウォル号事故」の項目になります。
〈この事件が文学者に与えた影響も非常に大きく、「セウォル号以後文学」と呼ばれるジャンルを生み出した。〉
〈キム・エランの『外は夏』(古川綾子訳、亜紀書房)は、幼い息子を失った夫婦の物語をはじめ、喪失と悲しみにまつわる物語を集めた短篇集で、直接に事故には触れずにこのジャンルの傑作と言われている。〉
〈本書(『目の眩んだ者たちの国家』)に収録された文章はいずれもセウォル号事故をめぐり、韓国の季刊文芸誌「文学トンネ」の2014年夏号と秋号にかけて掲載された。特集「セウォル号を考える」が掲載された秋号は、文芸誌としては異例の増刷を重ねた。〉
特集「韓国・フェミニズム・日本」が話題の『文藝』2019年秋号。「わかる! 極める! 韓国文学一夜漬けキーワード集」で、セウォル号事故をめぐる韓国の小説家、詩人たちのエッセイ集『目の眩んだ者たちの国家』(キム・エラン他/著、矢島暁子/訳)を紹介していただきました。ありがとうございます! pic.twitter.com/gFRj1EEV4D
— 新泉社 (@shinsensha) July 9, 2019