古代オリエントガイドブック
新刊

シリーズ「古代文明を学ぶ」

古代オリエントガイドブック

  • 安倍 雅史/編
  • 津本 英利/編
  • 長谷川 修一/編
  • A5判
  • 96頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-2313-0
  • 2024.09.10発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

世界最古の文明は現在の西アジアを中心としたオリエントの地で生まれ、相互に関わり合いながら文字や芸術、金属加工技術、法律などを発達させ、後世の文明に大きな影響を与えた。本書ではメソポタミアやエジプトなどに加え、アナトリア、レヴァント、イランなど、エリアごとにその特徴や変遷を紹介する。

【執筆者】
安倍 雅史 (東京文化財研究所文化遺産国際協力センター・保存計画研究室長)
津本 英利 (古代オリエント博物館・研究部長)
長谷川 修一 (立教大学文学部・教授)
小髙 敬寛 (金沢大学国際基幹教育院 准教授)
下釜 和也 (千葉工業大学地球学研究センター 研究員)
馬場 匡浩 (早稲田大学考古資料館 学芸員)
上杉 彰紀 (鶴見大学文学部文化財学科 准教授)
間舎 裕生 (天理大学附属天理参考館 学芸員)
小野塚 拓造 (東京国立博物館 主任研究員)
佐藤 育子 (日本女子大学文学部 学術研究員)
松村 公仁 (中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所 研究員)
増渕 麻里耶 (京都芸術大学芸術学部 教授)
竹内 茂夫 (京都産業大学文化学部 教授)
三木 健裕 (慶應義塾大学文学部 助教)
有松 唯 (広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授)
久米 正吾 (金沢大学古代文明・文化資源学研究所 客員研究員)

目次

1 古代オリエントとは
2 オリエントの気候と風土
3 日本の研究者による調査の歴史
4 古代オリエントにおける農耕・牧畜の起源
5 メソポタミア 都市とともに生まれた文明
6 エジプト ファラオの文明
7 インダス オリエント世界東端の都市文明
8 レヴァント1 大国のはざま―青銅器時代の都市国家群―
9 レヴァント2 気候変動と「海の民」、古代イスラエルの出現
10 レヴァント3 交易の民フェニキア人
11 レヴァント4 聖書考古学
12 アナトリア1 ヒッタイト王国の成立とビュクリュカレ遺跡の発掘
13 アナトリア2 ヒッタイトと鉄
14 アナトリア3 東西文明のかけはし―鉄器時代のアナトリア―
15 アルファベットの誕生―文字の歴史―
16 シリア砂漠・アラビア砂漠 砂漠に暮らした遊牧の民
17 イラン1 メソポタミア世界とイラン世界との前線エラム
18 イラン2 ジーロフト文明と「マルハシ」の発見
19 イラン3 世界帝国アケメネス朝ペルシア
20 ペルシア湾岸1 オマーン半島に栄えたマガン
21 ペルシア湾岸2 メソポタミアとインダスをむすんだ海洋の王国ディルムン
22 中央アジア オクサス―もう一つの大河文明―

著者紹介

安倍 雅史(アベ・マサシ)

東京文化財研究所文化遺産国際協力センター・保存計画研究室長

津本 英利(ツモト・ヒデトシ)

古代オリエント博物館・研究部長

長谷川 修一(ハセガワ・シュウイチ)

立教大学文学部・教授

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