アイスランドからの警鐘
国家破綻の現実
- 四六判上製
- 352頁
- 2600円+税
- ISBN 978-4-7877-1217-2
- 2012.12.25発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
- 川本裕子氏評「日本経済新聞」2013年2月17日
- 中尾茂夫氏評「北海道新聞」2013年3月24日
- 「日経ヴェリタス」2013年1月6日
- 「週刊エコノミスト」2013年1月29日
紹介文
「リーマン・ショック、最大の激震地」「バンキング帝国の誕生から崩壊まで」
人口32万の北欧の島国アイスランド。
ヨーロッパの最貧国のひとつが、世界的な金融帝国へ変貌を遂げたものの、2008年秋、金融崩壊の激震地として1週間のうちに国そのものが破綻した。
同国最大の銀行の主任エコノミストであった著者が、現場の証人として金融バブルから国家破綻に至るまでの衝撃の過程を克明に記した警告の書。
目次
カバーストーリー 一夜のうちに消滅した〈帝国〉についての叙事詩(サガ)
序章 炭鉱のカナリア
第一章 アイスランドの謎
第二章 バンキング・システムの誕生
第三章 バンキング帝国への変貌
第四章 ガイザー(間歇泉)・クライシス
第五章 バブルを生きる
第六章 地獄への道
第七章 国家破綻の現実
第八章 ロスト・イン・アイスランド
終章 テムズ川沿いのレイキャビク
訳者解題 グローバル経済の実験室――小国経済の明と暗
用語解説