国家統一への過程。
倭国の古代学
- A5判
- 336頁
- 2700円+税
- ISBN 978-4-7877-2115-0
- 2021.11.15発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
紹介文
動乱のつづいた東アジアの情勢のなかで、倭国には各地に王が割拠し、それぞれ独自の外交をおこなっていた。5世紀は、「ヤマト」と「カワチ」に政治拠点と墳墓を構えた倭の五王の時代である。激動の時代を経て、倭国大王が中央と地方の関係を築くまでの過程を描く。
目次
序 章 倭国・倭国王と日本・天皇
第1章 3世紀から4世紀の倭
第2章 倭と百済の外交のはじまり
第3章 倭と金官国
第4章 413年の倭の遣使
第5章 「かづらぎ」の王と加羅国
第6章 倭とキビ王権
第7章 倭の五王の政治拠点と墳墓
第8章 ワカタケル大王と「キ」の王
第9章 オオド王(継体大王)と武寧王
結 章 倭国の統一