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史的唯物論の根本問題

  • 森 信成/著
  • A5判
  • 336頁
  • 2300円+税
  • ISBN 978-4-7877-7909-0
  • 1979発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

戦後のマルクス主義者の怠慢によって勢力を得た、実存主義・プラグマティズム等の反動思想や修正主義の形態と系譜を明らかにし、それらに対する批判のための理論的諸原則を確立した著者の初期論文集。マルクス主義の退潮が進展しつつある情況に警鐘を鳴らした書である。

著者紹介

森 信成(モリ・ノブシゲ)

1914年、大阪市生まれ。
1935年、京都大学法学部に入学。翌年、文学部哲学科に転入。いわゆる人民戦線時代の学生運動に参加。1941年、同哲学科卒業。
戦後は大阪唯物論研究会(1957年結成)および日本唯物論研究会(1959年結成)の指導的メンバーとして活躍。大阪市立大学文学部教授。
1971年、57歳で死去。
著書に、『唯物論哲学入門』(1972年、新泉社/改訂新装版2019年)、『史的唯物論の根本問題:戦後日本の思想対立』(1958年、青木書店/復刊1979年、新泉社)、『現代唯物論の基本課題』(1973年、新泉社)、『マルクス主義と自由』(1962年、学術出版社/増補版1968年、合同出版)、『毛沢東「矛盾論」「実践論」批判』(1965年、刀江書院)。

関連書籍

  • 唯物論哲学入門 〔改訂新装版〕