メディア2024.11.25
『旧石器文化から縄文文化へ 福井洞窟』の書評が「西日本新聞」に掲載されました
2024年11月16日付「西日本新聞」に、栁田裕三著『旧石器文化から縄文文化へ 福井洞窟』(シリーズ「遺跡を学ぶ」169)の書評が掲載されました。
評者:小畑弘己氏(熊本大教授)
〈そこには名声でも名誉でもない、ただひたすら真実だけを求める考古学者の情熱があった。彼は、遺跡保護のため、旧トレンチの壁を少しだけ削りながら、遺跡のもつ情報をすべて拾い集めた。その努力が稔り、遺跡の「常識」は大きく変わった。〉
〈遺跡は何も変わっていない。問いかける人が違っただけである。若者の考古学離れが加速する中、遺跡に向き合う姿勢を教えてくれる良著である。ぜひご一読を。〉
■西日本新聞me
『旧石器文化から縄文文化へ 福井洞窟』柳田裕三著 若き考古学者の情熱、次世代へ https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1282551