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メディア2024.05.13

『パインと移民』が「八重山毎日新聞」で紹介されました

廣本由香著『パインと移民——沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ』が、「八重山毎日新聞」(2024年5月13日付)で紹介されました。
https://www.y-mainichi.co.jp

〈石垣島のパイナップルが「おいしい」パインとして確立されていくプロセスを追った本『パインと移民』(新泉社)が出版された。〉

〈2014年9月から調査のために石垣島に通い、16年6月から1年余りの間、石垣島パイン生果組合名蔵でアルバイトをするなど名蔵嵩田の人や風土に密着。石垣島に移住してきた宮古出身者や台湾系の人たちがパイン生産を通じて「地域社会の中で社会的承認を獲得して」いったと分析している。〉

〈パインをめぐる八重山の近代産業史としても読むことができる。……農業生産者との間で重ねてきた対話を要所に盛り込んで……地域資源を支える生産者のこだわりを伝えている。〉

◎廣本由香著『パインと移民』書籍詳細
https://shinsensha.com/books/6132/