メディア2024.05.04
『パインと移民』の書評が「日本経済新聞」に掲載されました
2024年5月4日付「日本経済新聞」に、廣本由香著『パインと移民——沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ』の書評が掲載されました。
◎「逆境乗り越え固有性獲得」(2024年5月4日付「日本経済新聞」)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80457020T00C24A5MY6000/
〈逆境を乗り越えて、生産者は新たな時代を切り開く。品質を高める努力が消費者から評価される生果への移行だ。他の作物には向かないという土地の制約が、アイデンティティーの確立に結びつく過程が鮮やかに浮かび上がる。〉
〈顔の見えない匿名の存在だった生産者が、自らの固有性を手に入れるまでの物語でもある。その記録は、同じく厳しい状況にある全国の生産者たちを勇気づけるだろう。〉
◎廣本由香著『パインと移民』書籍詳細
https://shinsensha.com/books/6132/
◎書評「日本経済新聞」2024.5.4付
〈顔の見えない匿名の存在だった生産者が、自らの固有性を手に入れるまでの物語でもある。その記録は、同じく厳しい状況にある全国の生産者たちを勇気づけるだろう。〉◎廣本由香著『パインと移民』書籍詳細https://t.co/nLTK0ZKlFz https://t.co/SyYMBN09mg
— 新泉社「シリーズ 環境社会学講座」 (@env_socio_shin) May 4, 2024