韓国文学セレクション『ロ・ギワンに会った』の書評が「聖教新聞」に掲載されました
韓国文学セレクション『ロ・ギワンに会った』(チョ・ヘジン作、浅田絵美訳)の書評が、2024年4月23日付「聖教新聞」に掲載されました。
◎〈読書〉他者の痛みと自らを見つめ直す旅
https://www.seikyoonline.com/article/97F685F5E8B57F41BE32B6576173E02C?snstoken=2587f653-3335-48e4-ad8a-e9c6bc3de8ef
〈韓国のテレビ局。キムはドキュメンタリー番組の放送作家として、休みなく台本を書き続けてきた。高視聴率を獲得するため、取材相手の不幸にスポットを当て、劇的に演出する映像と言葉の世界に疲れ果てていた。……〉
〈互いの痛みに寄り添い、互いを照らし出すギワン、キム、パク。本書は、どうすれば他者の痛みに寄り添えるのかを、私たちに問いかける。〉
〈近年、次々と邦訳されている現代韓国文学。人知れぬ悲しみや苦しみをケアする優しい物語が多い〉
チョ・ヘジン『ロ・ギワンに会った』(浅田絵美訳)の書評が、4/23付「聖教新聞」に掲載されました。https://t.co/D8DBg2zCrF
〈互いの痛みに寄り添い、互いを照らし出すギワン、キム、パク。本書は、どうすれば他者の痛みに寄り添えるのかを、私たちに問いかける。〉 pic.twitter.com/AT57NoQXDr
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) April 26, 2024
チョ・へジン『ロ・ギワンに会った』
ベルギーまで来た脱北者ギワン。彼の日記からその足取りを辿るのは、過剰な演出を求められる仕事に疲れた放送作家のキム。
映画化も納得の人間ドラマで、1ページ1ページに情感あふれる文が!またも韓国文学に癒されてしまいました…。https://t.co/fNFiwU8egD pic.twitter.com/kBWtSSSADT
— 本を読む。@聖教新聞 (@seikyoreadbook) May 4, 2024