韓国文学セレクション『我らが願いは戦争』の書評が「毎日新聞」に掲載されました
「毎日新聞」2021年8月25日夕刊の「文芸時評」にて、神戸市外大准教授の山本昭宏さんに、韓国文学セレクション『我らが願いは戦争』(チャン・ガンミョン作、小西直子訳)を「骨太の政治フィクション」として取り上げていただきました。
〈韓国の映画、ドラマ、音楽に圧倒される日々が続いているが、小説もすごい。〉
〈念願の「統一」が叶(かな)うかにみえた未来の朝鮮半島が舞台。しかし、「北」は麻薬カルテルが暗躍する腐敗した世界となり、むしろ分断が進む。麻薬組織が絡む物語は南米が舞台だという思い込みが鮮やかに覆された。〉
〈テーマ選びの嗅覚、読みやすく切れ味ある文体、人間性へのまなざし、どれをとっても上質。〉
〈ポリティカル・フィクションの器に、現代世界のエンターテインメントの王道要素を詰め込み、読者をつかんで離さない。〉
https://mainichi.jp/articles/20210825/dde/014/070/006000c
今日8/25の毎日新聞夕刊「文芸時評」。
神戸市外大准教授の山本昭宏さんに、チャン・ガンミョン作『我らが願いは戦争』(小西直子訳、新泉社)を取り上げていただきました。〈テーマ選びの嗅覚、読みやすく切れ味ある文体、人間性へのまなざし、どれをとっても上質。〉https://t.co/8uFdioTmqY pic.twitter.com/GHmLCXqmhW
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) August 25, 2021
8/25毎日新聞夕刊「文芸時評」山本昭宏氏評
チャン・ガンミョン作『我らが願いは戦争』(小西直子訳、新泉社)〈ポリティカル・フィクションの器に、現代世界のエンターテインメントの王道要素を詰め込み、読者をつかんで離さない。〉https://t.co/8uFdioTmqY
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) August 25, 2021