『誰のための熱帯林保全か』の書評が「北海道新聞」に掲載されました
笹岡正俊・藤原敬大編『誰のための熱帯林保全か』の書評が「北海道新聞」に掲載されました。
◎金子正美氏評「開発現場での問題 現地の人々の視点で」
(「北海道新聞」2021年7月18日)
〈私たちは、日本で使われるコピー用紙の5枚に1枚はインドネシア産であることや、スナック菓子、洗剤、化粧品に用いられるパーム油(ヤシ油)は世界で最も利用されている植物油であり、インドネシア産であることをほとんど知らない。〉
〈また、紙やパーム油を生産するために、熱帯林が伐採され、アブラヤシ農園が開発されることによって、現地では、オランウーターなどの野生動物が絶滅の危機に瀕し、……大量の温室効果ガスが放出され、また、水質汚濁、山火事などの頻発、そして、土地の収奪、住民生活の悪化が起こっていることを知らない。〉
〈インドネシアの熱帯林で起こっている問題は、遠く離れた異国の問題ではなく、私たちの身近な消費の問題であり、環境問題でもある。〉
◎笹岡正俊・藤原敬大編『誰のための熱帯林保全か』
https://shinsensha.com/books/3908/
7/18の北海道新聞に、笹岡正俊・藤原敬大編『誰のための熱帯林保全か』の書評が掲載されました。
金子正美氏評
〈私たちは、日本で使われるコピー用紙の5枚に1枚はインドネシア産であることや、スナック菓子、洗剤、化粧品に用いられるパーム油は……インドネシア産であることをほとんど知らない。〉 pic.twitter.com/4oQjyFvosM— 新泉社 (@shinsensha) July 20, 2021
金子正美氏評「開発現場での問題 現地の人々の視点で」
(「北海道新聞」7/18)『誰のための熱帯林保全か』笹岡正俊・藤原敬大編https://t.co/KlQL63uOUO
〈インドネシアの熱帯林で起こっている問題は、遠く離れた異国の問題ではなく、私たちの身近な消費の問題であり、環境問題でもある。〉 pic.twitter.com/3YSo6xFD7f
— 新泉社 (@shinsensha) July 20, 2021