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メディア2021.07.07

『災害ドキュメンタリー映画の扉』の書評が「岩手日報」に掲載されました

2021年3月28日付「岩手日報」の読書面「郷土の本棚」に、是恒さくら・高倉浩樹編『災害ドキュメンタリー映画の扉——東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって』の書評が掲載されました。

〈震災後は、現地入りした監督、映像作家らが数々の災害ドキュメンタリー映画を製作した。その数は一説に800本ともいう。〉

〈宮古市の黒森神楽の巡行に密着した「廻り神楽」は、郷土芸能にまつわる深い精神性を表現しようと試み、反響を呼んだ。〉

〈「赤坂ロックンロール」も本県が舞台。大槌町赤浜地区で海に生きる漁師や、防潮堤の再建に揺れる住民に迫った。……こちらも現実の深層を掘り下げようとする映画製作者、観客の意識を浮き彫りにする。〉