【イベント】『災害ドキュメンタリー映画の扉』刊行記念トークイベント開催!
『災害ドキュメンタリー映画の扉』(新泉社)刊行記念トークイベント
「100年の語りにふれる 〜東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって〜」
◎イベント内容
東日本大震災から10年を迎えた今年、『災害ドキュメンタリー映画の扉——東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって』(是恒さくら・高倉浩樹編、新泉社)という本が刊行されました。
本書は、被災地でドキュメンタリー映画の撮影、制作、上映に関わってきた映画作家たちを招き、東北大学災害人文学グループの共同研究活動の一環として、学問領域を越えて多様な専門家の知見を持ち寄り、対話を行ったユニークかつ貴重な記録です。
本書の編者で、東北大学災害人文学グループの学術研究員を今年2月まで3年間務めた是恒さくらさんは、美術家として東北各地と北米大陸の捕鯨、漁撈、民俗のフィールドワークと採話を行い、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表するなど、探究と表現の「間」を往還しながら活動を続けてこられました。
今回のトークイベントでは、是恒さんとともに、本書で取り上げた映画『廻り神楽』共同監督・プロデューサーの遠藤協さんが登壇します。岩手県宮古市に伝わる黒森神楽の神楽衆の震災以降の活動を、未来に語り継がれるものとしてとらえた『廻り神楽』を起点に、「100年の語りにふれる 〜東日本大震災の記憶と記録の共有〜」をテーマに、震災被災地、芸術活動、ドキュメンタリー映画をつなぎ、「未来との対話」に映画や芸術作品が果たす役割や可能性についてお話しいただきます。
◎概要
日 時:2021年6月19日(土)19:00〜21:00(開場18:30)
会 場:Readin’ Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)
http://readinwritin.net
参加費:1,500円(会場、オンラインとも)
参加ご希望の方は、https://readinwritin210619.peatix.comよりお申し込みください。
※オンライン同時配信、アーカイブ視聴あり
◎登壇者プロフィール
是恒さくら(これつね・さくら)
美術家。
広島県出身。2010年アラスカ大学フェアバンクス校卒業。2017年東北芸術工科大学大学院修士課程地域デザイン研究領域修了。2018年4月から2021年2月まで東北大学東北アジア研究センター災害人文学ユニット・学術研究員。
日本の東北地方〜北海道、北米各地の捕鯨、漁労、海の民俗文化を尋ね、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表する。リトルプレス『ありふれたくじら』主宰(Vol.1〜6既刊)。
ウェブサイト:https://www.sakurakoretsune.com
遠藤 協(えんどう・かのう)
映画『廻り神楽』共同監督・プロデューサー。
1980年生まれ。慶應義塾大学と大学院で日本民俗学と文化人類学を学ぶ。ドキュメンタリー映画・テレビ番組・民俗映像の制作、劇場配給やネット配信に携わりながら、映像民俗学研究と実践を行う。初の劇場公開作である『廻り神楽』(製作: ヴィジュアルフォークロア)が、2018年の毎日映画コンクールでドキュメンタリー映画賞を受賞。日本統治後の台湾で発生したある宗教現象に関する新作映画を製作中。
『廻り神楽』ウェブサイト:https://www.mawarikagura.com
※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、緊急事態宣言等の状況により登壇者の移動に困難が生じた場合は、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ。
『災害ドキュメンタリー映画の扉』(新泉社)刊行記念トークイベント 「100年の語りにふれる 〜東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって〜」 https://t.co/J1rnxDW0mJ @PeatixJPより
ご予約を受け付け中。
アーカイブ視聴もできます。— Readin'Writin' BOOKSTORE(落合博/息子は小学1年生) (@ochimira) May 30, 2021
映画「廻り神楽」共同監督の遠藤協さんをお招きし、弊社刊『災害ドキュメンタリー映画の扉』編者の是恒さくらさんとのトークイベント「100年の語りにふれる 〜東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって〜」を開催いたします。
6/19(土)オンライン同時配信、アーカイブ視聴可。
ぜひご予約ください! https://t.co/ofoxtt41c9 pic.twitter.com/mb7y948M2U— 新泉社 (@shinsensha) May 19, 2021
『災害ドキュメンタリー映画の扉』編者の是恒さくらさん、映画「廻り神楽」共同監督の遠藤協さんが登壇します。
震災被災地、芸術活動、ドキュメンタリー映画をつなぎ、震災の記憶と記録の共有、未来との対話に映画・芸術作品が果たす可能性についてお話しいただきます。https://t.co/OwL8b1Akqn https://t.co/Qkp8P9BTR7 pic.twitter.com/5UAQVDmxbP— 新泉社 (@shinsensha) May 19, 2021