『なんで洞窟に壁画を描いたの?』著者のオンライン・トークイベントを開催します
春休み企画
「旧石器人はなんで洞窟壁画を描いたのか? ラスコー洞窟の謎に迫る!」
2021年3月27日(土)14:00~15:30
出演=五十嵐ジャンヌ(先史学博士・東京芸術大学、慶應義塾大学等非常勤講師)
参加費=500円
対象=小学生高学年以上
参加方法=Zoom(Zoomミーティング入場用のURLとパスワードは、当日13時にPeatix経由でご連絡いたします)
主催=新泉社
https://shinsensha-event20210327.peatix.com
何万年も前のヨーロッパでは、マンモス、ケサイ、ホラアナライオンなど、寒冷な気候に適応した動物がまだ生息していました。時代は後期旧石器時代。狩猟採集民である当時の人たちは、洞窟に動物や記号を描いていました。
今回は、『13歳からの考古学 なんで洞窟に壁画を描いたの?——美術のはじまりを探る旅』でも取り上げたフランスのラスコー洞窟に焦点を当てて、空間ごとに壁画の特徴を紹介します。
そして当時、作られていた女性の彫刻についても紹介します。女性像を通して、美術によって社会的つながりが強化されていたことがわかります。
最後に、本の主人公・理乃ちゃんの文化祭の発表「美術のはじまり」を再現! 視覚シンボルを使ってコミュニケーションをとりあう私たち人間について考えます。
このイベントでは、実際のラスコー洞窟の動画を五十嵐さんの解説付きで一緒に観ていきます。ラスコー洞窟の中に入った五十嵐さんだからこそ知る、洞窟壁画のすばらしさをご紹介いただきます。
海外旅行ができない今だからこそ! みなさんも一緒に洞窟壁画の謎を探るバーチャル旅行に出かけましょう!!
コンテンツ
1. ラスコーの洞窟壁画を紹介
2. ヨーロッパ旧石器時代のヴィーナス
3. 理乃ちゃんによる発表「美術のはじまり」
4. 質疑応答&その他の洞窟壁画を動画で楽しみます
出演者
五十嵐ジャンヌ(イガラシ・ジャンヌ)
1968年千葉県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了後、フランス国立自然史博物館にて博士号(先史学)取得。
2016年~17年に東京、宮城、福岡で開催された「世界遺産ラスコー展」の学術協力者。
東京芸術大学、慶應義塾大学、立教大学、実践女子大学の非常勤講師。
共著に、『世界遺産ラスコー展』(2016年毎日新聞社、TBSテレビ)、『夢みる人のクロスロード芸術と記憶の場所』(2016年平凡社)がある。
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新泉社
担当=内田
info@ shinsensha.com
http://www.shinsensha.com