「韓国文学セレクション」第2次刊行予定ラインナップを公開!
2020年1月より刊行を開始した「韓国文学セレクション」。
新しい世代の作家たちが、社会的なテーマや歴史的な問題に新しい感性で果敢に挑んだ作品を揃え、純文学からエンターテインメント性の強い物語まで、この半年強で4作品を刊行してまいりました。
(参考:2019年12月公開記事「「韓国文学セレクション」刊行開始!」)
【第1次刊行ラインナップ】
◎2020年1月刊
キム・ヨンス『夜は歌う』橋本智保訳
https://www.shinsensha.com/books/2878/
◎2020年3月刊
イ・ジン『ギター・ブギー・シャッフル』岡裕美訳
https://www.shinsensha.com/books/3291/
◎2020年8月刊
イ・ギホ『舎弟たちの世界史』小西直子訳
https://www.shinsensha.com/books/3570/
◎2020年10月刊
キム・ヨンス『ぼくは幽霊作家です』橋本智保訳
https://www.shinsensha.com/books/3670/
また、セレクションの刊行と並行して、韓国済州島の詩人の詩集も出版いたしました。
◎2020年3月刊
ホ・ヨンソン詩集『海女たち』姜信子・趙倫子訳
https://www.shinsensha.com/books/3307/
これらの第1次刊行分に続き、2021年から第2次の刊行を開始します。
【第2次刊行ラインナップ】(*=タイトルは仮題)
◎2021年4月刊
チョン・イヒョン『きみは知らない』橋本智保訳
https://www.shinsensha.com/books/3981/
◎2021年8月刊
チャン・ガンミョン『我らが願いは戦争』小西直子訳
https://www.shinsensha.com/books/4317/
*アン・ドヒョン『白石(ペクソク)評伝』五十嵐真希訳
*ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』橋本智保訳
第2次刊行では、都市生活者の心の機微を繊細に描き、女性読者の圧倒的な支持を得ているチョン・イヒョン氏(『優しい暴力の時代』『マイ スイート ソウル』)の長篇作、そして『韓国が嫌いで』が好評を博したチャン・ガンミョン氏の長篇作も登場します。
また、本セレクションならではの企画として、1930年代に活躍し、現代の韓国において尹東柱とならぶ人気を誇るものの、日本ではまだあまり知られていない詩人、白石(ペクソク)の足跡を追った評伝も刊行いたします。
現代作家の小説作品はもとより、詩人の評伝や評論など、今後も幅広いラインナップを揃えていく予定です。どうぞご期待ください。
*「韓国文学セレクション」webフライヤー(2020.9.30制作)
*新刊の刊行予定、内容紹介などは弊社ウェブサイトで随時公開いたします。
*最新情報については、SNSでも適宜発信しています。
・新泉社「韓国文学セレクション」twitter → https://twitter.com/kbook_shinsen/