韓国文学セレクション『ギター・ブギー・シャッフル』の書評がwebメディア「リアルサウンド ブック」に掲載されました
イ・ジン作『ギター・ブギー・シャッフル』(岡裕美訳)(https://www.shinsensha.com/books/3291/)の書評が、webメディア「リアルサウンド ブック」に掲載されました。
評者は音楽ライターの森朋之氏です。
◎森朋之氏評
「K-POPの源流は1960年代に 小説『ギター・ブギー・シャッフル』が描く、韓国音楽シーンの誕生」
https://realsound.jp/book/2020/04/post-541096.html
〈これが初めての日本語翻訳版となるイ・ジンもまた、現代の韓国文学の充実ぶりを象徴する存在の一人と言えるだろう。〉
〈もっとも興味深かったのはやはり、“K-POPの原点である、韓国の音楽シーンの始まり”が生々しく描かれているということだ。〉
〈朝鮮戦争後から本格的に始まった韓国の音楽界の黎明期がドラマティックに映し出される『ギター・ブギー・シャッフル』。繰り返しになるが、すべての根底にあるのは“米軍基地を介して欧米の音楽を受け入れ、発展してきた”という事実だ。〉
〈この小説で描かれている音楽業界の在り方は、戦後の日本のポピュラー音楽と重なるところも多い。〉
〈彼女の音楽、カルチャーへの強い思いが伝わってくる。その思いこそが、『ギター・ブギー・シャッフル』の執筆の原動力になったことは想像に難くない。〉
ありがとうございます!
イ・ジン『ギター・ブギー・シャッフル』(岡裕美訳)の書評がwebメディア「リアルサウンド ブック」に掲載されました。
評者は音楽ライターの森朋之氏。〈現代の韓国文学の充実ぶりを象徴する存在の一人と言えるだろう〉
〈“K-POPの原点である、韓国の音楽シーンの始まり”が生々しく描かれている〉 https://t.co/rq6vfnb22j
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) April 19, 2020
森朋之氏評「K-POPの源流は1960年代に 小説『ギター・ブギー・シャッフル』が描く、韓国音楽シーンの誕生」https://t.co/Bo9cnswm2I
〈朝鮮戦争後から本格的に始まった韓国の音楽界の黎明期がドラマティックに映し出される〉
〈戦後の日本のポピュラー音楽と重なるところも多い〉
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) April 19, 2020
〈キム・キキのモデルは、韓国を代表するベテラン歌手であるユン・ボッキと、「離別」のヒットで知られるパティ・キム。……興味のある方は、こちらもぜひ聴いてみてほしい。〉
森朋之氏の書評でご紹介いただいたユン・ボッキとパティ・キムの動画はこちらで視聴できます。https://t.co/t8hgIOm3st
— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) April 19, 2020