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森に生きる民族の証言
熱帯木材を大量輸入する日本。その一方で先住民族の生活の森が急激に消えてゆく。ボルネオ島サラワクのジャングルで伝統的に暮らすプナン民族とともに生きた著者が、森に住む人々の証言と多彩なスケッチでその真実を訴える。森で暮らすことは許されないのか!
1954年スイス・バーゼル生まれ。アルプス山中で牧牛・牧羊をして暮らしたことがあり、高地牧畜学、自然療法に詳しい。自然観察、古い伝統文化の研究、洞窟探検にも造詣が深い。1984~90年サラワクの森林でプナン民族とともに暮らす。帰国後、世界各地で熱帯雨林保護のためのキャンペーンを展開。
1957年東京生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業。2年間のドイツ滞在後、翻訳会社、ドイツ政府観光局勤務を経てフリーとなり、演劇、環境保護、文化交流などのテーマで翻訳・通訳に携わる。