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農学者と4人の対話
自然も人間も共にいのちを輝かせて生きる21世紀へ。稲の自然農法研究を続ける農学者が、その希望への灯火を求めて千葉茂樹(映画監督)、川口由一(自然農)、高木善之(環境NPO主宰)、龍村仁(映画監督)と重ねた対話に加え自然農法実験の成果を報告した講義録を収録。
1939年、日本の平均的な小作農家の長男として生まれる。小学6年生のとき父と死別し、中学卒業と同時に農業を引き継ぐ。BHC、ホリドール、2・4・D除草剤、そして硫安、尿素、化成肥料、耕耘機……という農村の大変化とともに歩む農業を20年あまり営む。やがて身心を損ねてその誤りに気づき、自然の農へ切り替える。田畑の見学会、合宿会、赤目自然農塾など、自然の農を求める人々とともに学をつくる。著書 『自然農から農を超えて』(カタツムリ社)、『自然農─川口由一の世界』(共著、晩成書房)、『自然農への道』(編著、創森社)