大山 行男(オオヤマ・ユキオ)
一九五二年 小田原市に生まれる。 写真家への歩みは十九歳で経験した日本各地への撮影行にはじまり、二十四歳から富士山の撮影に専念。1985年、結婚を機に忍野村(山梨県南都留郡)へ、1990年には富士西麓の富士ヶ嶺(同富士河口湖町)に移り住む。あえて自作のエイトバイテン(8×10)大型カメラを駆使するなど、独自の作風境地を追い求め富士と向き合い続けている。写真集『富士』『富士樹海』(毎日新聞社)、『宇宙の富士山』『大地の富士山』(山と溪谷社)、『富士山』『富士詩』『富士』(クレヴィス)など。