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屋久島の光について
森は暗い。森は怖い。そして、森は美しい。息を潜め、何ものかの気配を背中に感じながら、歩き、佇み、しゃがみ込み、そしてまた歩く。多くの写真家に影響を与えた『樹よ。屋久島の豊かないのち』から、20年の時を経て、山下大明の目に映る屋久島のいま。
山下大明 写真集
写真家。1955年、鹿児島県生まれ。92年より屋久島在住。著書に写真集『月の森』(野草社)、同『水の果実』(NTT出版)、写文集『水が流れている』(文・山尾三省、野草社)、同『森の中の小さなテント』(野草社)、写真絵本『時間の森』(そうえん社)などがある。