〔山尾三省ライブラリー〕
ネパール巡礼日記
インド・ネパール巡礼日記2
- 四六判上製
- 500頁
- 3000円+税
- ISBN 978-4-7877-0882-3
- 2012発行
- [ 在庫あり ]
- 野草社/発行
- 書店サイトへ
紹介文
1973年の年末から一年間、山尾三省は家族5人で、インド・ネパールのヒンドゥ教・仏教の聖地を巡礼した。祈りと思索の日々を克明に綴った当時の貴重な日記を今回はじめて刊行する。本巻には、インド・ダラムサラからネパール滞在中の日記を収録。ヒマラヤを仰ぐ静かな日々で祈りと思索はますます深まってゆく。
巻末に〈解説〉宮内勝典「永遠の道はまがりくねっている」収録。
「君達はこんな美しい土地に暮すことが出来て幸せだ、というと、彼はただ幸せなだけだ、と答えた。それはただ生きているだけだ、ということと同じである。美しい土地があり、豊かな人の心があり、何もかもすばらしくても、人はただその中で生きるだけである。幸せというものは常に人の心の内で願われ、幸せこそは人がその人生において求めるに値するものである。」(本文より)
目次
ダラムサラ
パタン
スワヤンブナート
ポカラ
ルンビニ
スワヤンブナート
〈解説〉
永遠の道は曲がりくねっている(宮内勝典)