NoImage

本の定価を考える

再販制はなぜ必要か

  • 出版流通対策協議会/編著
  • 四六判
  • 320頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-9123-8
  • 1992発行
  • [ 品切中 ]
  • 書店サイトへ

紹介文

出版物の流通は「再販制」という価格維持制度によっている。この流れを変えようとする動きがあるが、それは本当に読者にメリットのあることなのか? 主に専門書の出版を営む者たちが自らの経験と出版活動を背景に、出版物の商品特性からこの「再販廃止論」に反撃する。

著者紹介

出版流通対策協議会(シュッパンリュウツウタイサクキョウギカイ)

1978年10月に当時の公正取引委員会の委員長橋口収氏が「出版物の再販売価格維持制度(定価販売制度)について見直す」と発言したことに対して、はっきりと反対の意思表示にした中小出版社が1979年1月に結成した団体。出版業界における公正な取引をめざしてさまざまな活動を展開した。2012年より、一般社団法人・日本出版者協議会(出版協)となって生まれ変わった。