黒潮を渡った黒曜石 見高段間遺跡 〔改訂版〕
近刊

「黒曜石考古学」の名著!

シリーズ「遺跡を学ぶ」14

黒潮を渡った黒曜石 見高段間遺跡 〔改訂版〕

  • 池谷 信之/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1700円+税
  • ISBN 978-4-7877-2543-1
  • 2026.03.20発行
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紹介文

黒潮あらう伊豆南東海岸に、神津島黒曜石を大量に陸揚げした遺跡がある。太平洋上の神津島から60キロメートル、黒潮を渡った黒曜石は、この見高段間集落を拠点として南関東一円に流通した。黒曜石の産地分析の成果をもとに、縄文人が伊豆半島から神津島まで航海したことを明らかにする。

目次

第1章 水平線に黒曜石を求めて
1 荒波のなかの神津島
2 神集う島の黒曜石

第2章 神津島黒曜石の陸揚げ地
1 見高段間遺跡の発見
2 学校に守られた遺跡
3 神津島黒曜石の陸揚げ地・見高段間遺跡

第3章 舞い降りた黒曜石分析装置
1 蛍光X線の可能性に魅せられる
2 息の合った共同研究

第4章 「海の黒曜石」のゆくえ
1 「黒曜石のふるさと」信州
2 「海の黒曜石」のゆくえ
3 信州「縄文鉱山」の再稼働
4 「海の黒曜石」を運んだ人びと

第5章 遙かなる黒曜石の島
1 神津島への航海
2 「三万年前の航海 徹底再現プロジェクト」から

著者紹介

池谷 信之(イケヤ・ノブユキ)

1959年、静岡県伊豆の国市生まれ
明治大学大学院文学研究科修士課程修了、博士(史学)
現在、明治大学黒耀石研究センター特任教授
2003年に黒曜石の産地分析のため蛍光X線分析装置を購入し自宅で黒曜石産地分析を開始、2019年「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」のメンバーとして、台湾─与那国島間の丸木舟による航海に参加
主な著作 『黒曜石考古学』新泉社、『黒潮を渡った黒曜石 見高段間遺跡』新泉社、(編著)『愛鷹山麓の旧石器文化』敬文舎、(編著)『季刊考古学172 黒曜石考古学が拓く新たな研究の地平』雄山閣ほか

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