易経 陽の巻

[こどもと読む東洋哲学]

易経 陽の巻

夢を持つってどういうこと?

  • 竹村 亞希子/著
  • 都築 佳つ良/著
  • 280頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-1706-1
  • 2017.03.25発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

小学5年生の乾太(けんた)は、夏休みの宿題の作文「将来の夢」が書けずに困っていた。そんなとき、おじいちゃんがくれた『易経(えききょう)』の本を開いてみたら……。 四書五経(ししょごきょう)の一つにあげられる「易経」は、中国最古の思想哲学の書として、帝王学(ていおうがく)の書として、世の中のリーダーたちに読み継がれてきました。 そんな易経の中から最強の成長論である「乾為天(けんいてん)」(龍の成長物語)を取り上げ、乾太の成長を通して、夢(志)を実現するためのいちばんの近道を見つける方法を解き明かした「易経入門書」です。

目次

第一部 龍の国の王様があらわれた!
龍ってどんないきものなの?
夢をもつってどういうこと?(潜龍)
夢をかなえるためになにから始めたらいい?(見龍)
がんばるってどういうこと? (乾惕)
夢をかなえる? あきらめる?(躍龍)
夢をかなえるってどういうこと?(飛龍)
夢をかなえたら、次はなにをするの?(亢龍)

第二部 夢にむかって行こう
易経にはなにが書いてあるの?
どうやって夢をかなえたんですか?
みんなのなかに夢を育てる龍がいる
がんばったらなにかある
夢をもつってたいへんなんだ

第三部 夢を育てるために
龍になれるかどうかの宿題
潜龍になろう
前に、前に進もう
なかまとともに
飛龍のきもち

エピローグ
おわりに
お父さん、お母さん、そして易経を初めて読む方へ

出版社からのコメント

『子どもと読む 易経』シリーズの第一巻です。漢字にはルビがふられているので、小学3年生くらいから読めます。プレゼントにもおすすめです。

著者紹介

竹村 亞希子(タケムラ・アキコ)

易経研究家。東洋文化振興会相談役。1949年名古屋生まれ。中国古典「易経」を、占いでなく古代の叡知の書としてわかりやすく紹介。全国の企業、官庁で講演やセミナーを開催している。易経全文を読むのに14~15年かけるNHK文化センター(名古屋)「現代に生きる『易経』入門」講座は、今年で24年目に入った。
主な著書に『超訳 易経 陽―乾為天―』『超訳 易経 陰―坤為地ほかー』(ともに新泉社)、『人生に生かす易経』『「易経」一日一言』、CDシリーズ『易経講座』1~5(致知出版社)、共著に、こどもと読む東洋哲学 易経シリーズ『陽の巻 夢をもつってどういうこと?』『陰の巻 結果が出ないときはどうしたらいい?』『青龍の巻 自分の足で歩いていくってどういうこと?』(新泉社)、『こどものための易経』(致知出版社)、ほかに日経eブック『江守徹の朗読で楽しむ易経入門』シリーズでは声の解説者としてもおなじみ。

都築 佳つ良(ツヅキ・カツラ)

フリーライター。1962年東京生まれ。編集プロダクションにて広告、出版に携わり、のちにフリーに。宗教、思想哲学の分野に興味を持ち、1999年より易経研究家・竹村亞希子氏に師事。易経の奥深い教えに魅了され現在に至る。竹村亞希子氏の著書『リーダーの易経――時の変化の道理を学ぶ』(PHPエディターズ)、『リーダーの易経――「兆し」を察知する力をきたえる』『超訳・易経――自分らしく生きるためのヒント』(共に角川SSC新書)、『超訳 易経 陽 ―乾為天―』『超訳 易経 陰 ―坤為地ほかー』(共に新泉社)にて、編集協力、ライティングを担当。共著に『こどもと読む東洋哲学 易経 陽の巻 夢をもつってどういうこと?』『こどもと読む東洋哲学 易経 陰の巻 結果が出ないときはどうしたらいい?』『こどもと読む東洋哲学 易経 青龍の巻 自分の足で歩いていくってどういうこと?』(すべて新泉社)、『こどものための易経』(致知出版社)がある。

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