百姓入門 〔新装版〕
奪ワズ汚サズ争ワズ
- 四六判上製
- 264頁
- 2000円+税
- ISBN 978-4-7877-0908-0
- 2009発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
工業社会の豊かさに疑問を持ち、自給自足を求めて飛び込んだ百姓暮らし。筑波山麓で長年にわたって有機農業を実践してきた著者夫婦が、自然のリズムとともに生きる自立の暮らしを季節感豊かに語る。新聞などで幾度も紹介され話題を呼んだ書、待望の復刊!
目次
はじめに
第一部 百姓暮らしの意味
第一章 自給自足の暮らし
1 農業近代化の意味
2 昭和30年代の農協
3 私たちの百姓暮らし
第二章 他人を泣かせない暮らし
1 進歩の思想について
2 機械とは何か
第三章 親から子へ伝えていく暮らし
1 文化とは何か――工業社会の文化程度
2 資源の枯渇について
3 環境破壊について
第四章 本当の豊かな暮らし
1 自然のリズムに合った健康な暮らし
2 本物でする暮らし
3 労働が楽しい暮らし
4 昔の百姓はなぜ惨めだったか
第二部 百姓暮らしの実際
第五章 百姓暮らしを始める前に
1 規模について
2 最初は辛いけれど
3 老農に学べ
第六章 春の暮らし
第七章 夏の暮らし
第八章 秋の暮らし
第九章 冬の暮らし
あとがきにかえて――スワラジ学園構想
復刊によせて――スワラジ学園の試みと挫折