地産地消の経済学
生命系の世界からみた環境と経済
- 四六判上製
- 272頁
- 2500円+税
- ISBN 978-4-7877-0806-9
- 2008発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
地球温暖化や輸入冷凍食品による中毒事件が示しているように、食べもののグローバルな生産―消費は見直しを迫られている。環境への負荷を考慮した環境経済学からさらに、その土地で作ったものをその土地で食し排泄物をその土地へ返す「地産地消の経済学」への転換を提唱する。
目次
序章 生命系の世界からみた環境と経済
1 生産地と消費地が直結する世界
第1章 今なぜ、地産地消か
第2章 地産地消の実践
第3章 市場経済志向からの脱出と「地産地消の経済学」
2 環境と経済の世界
第4章 市場経済と環境と経済
第5章 生命系の世界とマルクスの環境思想
第6章 水と土と循環型社会
3 自然と共に生きる世界
第7章 水田の水利用と土地利用
第8章 自然と土にふれる生活
第9章 ため池再発見
終章 再び、生命系の世界からみた環境と経済