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被爆二世の問いかけ

再びヒバクシャをつくらないために

  • 全国被爆二世連絡協議会/編
  • 原水爆禁止日本国民会議/編
  • A5判
  • 184頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0111-4
  • 2000発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

原爆被爆者の次世代として生を受けた被爆二世は、健康不安を抱えながら偏見と差別のなかで暮らしている。全国で50万人といわれる彼らは原発事故などで新たなヒバクシャが生み出されている現在、放射能の遺伝的な影響の科学的な解明と正当な援護対策を求めている。

著者紹介

全国被爆二世連絡協議会(ゼンコクヒバクニセイレンラクキョウギカイ)

両親又はどちらかが被爆者で1946年6月1日(広島被爆)か6月4日(長崎被爆)以降に生まれた者の団体。再びヒバクシャをつくらないために核廃絶と世界の平和を求める活動や国家補償と被爆二世・三世への適用を明記した被爆者援護法の改正をめざす活動、被爆二世健康診断の法制化,充実に向けた活動を行っている。

原水爆禁止日本国民会議(ゲンスイバクキンシニホンコクミンカイギ)

1965年に結成された日本でもっとも規模の大きな反核、平和運動団体の一つ。47都道府県に県原水禁組織があり、労働組合、青年団体など25の全国組織が加盟。日常的に様々な市民団体や被爆者団体、労働組合、政党などと連携しながら活動している。