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大正・昭和教育の天皇制イデオロギー1

学校行事の宗教的性格

  • 山本 信良/著
  • 今野 敏彦/著
  • 536頁
  • 6000円+税
  • ISBN 978-4-7877-8607-4
  • 1986発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

大正から昭和への時期は、国民教育の苦悶期であり教育の崩壊期であった。天皇制「マツリ」を中心とした宗教的色彩の基に国家主義が横行したこの時期の教育を、多数の各府県教育史・学校沿革史・当時の教育雑誌を用いて解明し、軍国主義教育の恐怖の実像を究明する。

著者紹介

山本 信良(ヤマモト・ノブヨシ)

今野 敏彦(コンノ・トシヒコ)

1935年東京生まれ。社会学者。専攻は社会学・教育社会学(人権・差別問題)。
東京学芸大学卒業、東洋大学大学院社会学研究科博士課程中退。東海大学文学部教授、三重大学人文学部教授、四国学院大学社会学部教授、東海大学教育研究所教授。1977-78年に米ニュージャージー州立ラトガース大学客員教授を歴任。
主な著書 『近代教育の天皇制イデオロギー』(共著、新泉社)、『大正・昭和教育の天皇制イデオロギー 1、2』(共著、新泉社)、『移民史 1~3』(共編著、新泉社)、『偏見の文化 その虚像と実像』(新泉社)ほか多数。訳書に、ルイス・ワース『ユダヤ人と疎外社会 ゲットーの原型と系譜』(新泉社)、H.デッキー=クラーク『差別社会の前衛』(共訳、新泉社)、レオナルド・ブルーム『人種差別の神話』(新泉社)、J.カールソン『白の暴風 南ア法廷闘争の全貌』(共訳、新泉社)ほか多数。