アイヌ、風の肖像
- 176頁
- 2800円+税
- ISBN 978-4-7877-1007-9
- 2011.05.15発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
北海道・二風谷の山ぎわの一角にある伝統的な藁葺きのチセ(家)で、アイヌ女性アシリレラさんとともに共同生活を送る老若男女。
20年間にわたって二風谷に通い続け、アイヌ民族の精神の深部を親密な眼差しでとらえた写真と、アシリレラさんのことばのコラボレーション。
目次
1 アシリレラと子どもたち
2 先住民族アイヌとして
3 二風谷に生きる
【著者紹介】
アシリレラ(Asir Rera)
日本名、山道康子。1946年、北海道・二風谷に生まれる。
15歳の頃からアイヌ女性としてさまざまな活動を始める。二風谷ダムの建設中止を訴え、シシリムカ(沙流川)流域の自然環境を開発から守るため、1979年に「沙流川を守る会」を仲間とともに設立。1989年より、毎月8月に「アイヌモシリ一万年際」を主宰。二風谷の茅葺きのチセ(家)に集う人びととともに、アイヌの精神文化を大切にしながら共同生活を送っている。