千年の旅の民
〈ジプシー〉のゆくえ
- A5判変型上製
- 288頁
- 2500円+税
- ISBN 978-4-7877-1016-1
- 2010.12.15発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
- NHK-BS2「週刊ブックレビュー」佐川光晴氏推薦(2011年3月26日放送)
- 「北海道新聞」2011年1月16日
- 「西日本新聞」2011年2月6日
- 「週刊金曜日」2011年2月11日
- 「中国新聞」2011年2月20日ほか、共同通信配信
紹介文
伝説と謎に包まれた“流浪の民”ロマ民族(ジプシー)。その真実の姿を追い求めて──。東欧・バルカン半島からイベリア半島に至るヨーロッパ各地、そして一千年前に離れた故地とされるインドのタール砂漠まで。
差別や迫害のなかを生きる人々の多様な“生”の現在をとらえた珠玉のノンフィクション。
目次
1 ミュロと少年
ユーゴスラビア「血の戦争」のかたわらで
2 少数民族「ロマ」が刻んだ足跡
タール砂漠から始まった物語
3 ツィガーニの村で
ルーマニアの音楽師と「ジプシーの王」
4 バルカンの鏡
コソボ紛争と二つのジプシー
5 巡礼と祭りと再会
南フランス・サントマリーの守り神
6 アンダルシアで出会った日なた
フラメンコのゆりかご
7 流浪の果ての先に
マドリッドの「チャボーラ」と「ピソ」