ネパールに生きる
揺れる王国の人びと
- A5判変型上製
- 288頁
- 2300円+税
- ISBN 978-4-7877-0412-2
- 2004.12.15発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
紹介文
ヒマラヤの大自然に囲まれたのどかな暮らし--。
そんなイメージと裏腹に、反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派(通称マオイスト)との内戦で大きく揺らいだ王国。
軋みのなかに生きる人びとの姿を気鋭の写真家が丹念に活写。
10年間の取材を集大成した、珠玉のノンフィクション。
推薦:井家上隆幸氏
目次
[プロローグ] ヒマラヤの向こうへ
[児童労働] こどもたちの現実
[王宮事件] 見えざる王室の闇
[マオイスト I] 銃を取る若者たち
[マオイスト II] 出口なき混迷
[グルカ兵] 忘れられた兵士たち
[アウトカースト・バディ] 逃れられない宿命
[エイズ] 日常に潜む影
[東電OL殺人事件] 夫の無実を信じて
ある女性兵士の生と死--あとがきにかえて