クルド人のまち
イランに暮らす国なき民
- A5判変型上製
- 288頁
- 2300円+税
- ISBN 978-4-7877-0820-5
- 2009.01.15発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
- 大石芳野氏評「市井の民ににじむ歴史」(「北海道新聞」2009年3月1日)
- 「読売新聞」2009年3月29日
- 森繁哉氏評「私が選んだこの一冊」(「毎日新聞」2009年6月3日)
- 「日経マガジン」2009年2月15日号
紹介文
国境で分断された土地クルディスタンに暮らす中東の先住民族クルド人。歴史に翻弄され続けた彼の地を繰り返し訪ねる写真家が、痛ましい現実のなかでも矜持をもって日々を大切に生きる人びとの姿を、文章と写真で丹念に描き出す。
前作『クルディスタンを訪ねて』(トルコ編)に続く、待望のイラン編。
●NR出版会サイト
著者のことばーー『クルド人のまち』刊行に寄せて http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/memo0812.html
目次
プロローグ あたらしい旅
1 彼らの辿った路
2 往古を語る境界の地
3 幻の「マハバド共和国」
4 アスコールの物語
5 移ろう時の波間に
6 国境の町
7 遊牧の民と部族の横顔
8 アフワンの旅
エピローグ ジンの子供たち