〈社会福祉〉実践と研究への新たな挑戦
- A5判
- 196頁
- 1800円+税
- ISBN 978-4-7877-1503-6
- 2015発行
- [ 在庫僅少 ]
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紹介文
これからの〈ソーシャルワーク〉とは
当事者性を発揮するセルフヘルプグループ,素人性を活かすボランティア,専門性を有するソーシャルワーカー,この3者が協働して実践を循環させることなくして,これからの社会福祉は成立しない! 現役のソーシャルワーカー・地域実践家・研究者からのメッセージ!
目次
序 社会福祉の実践と研究の循環(石川到覚)
I 実践から問う
医療現場からの問いかけ(岩本操)
地域生活支援からの問いかけ(岩上洋一)
施設経営からの問いかけ(廣江仁)
グループホーム支援からの問いかけ(淺沼太郎)
別れ・喪失体験を問うこと(吉野比呂子)
地域福祉活動の歩み─浅草寺福祉会館の取組み─(金田寿世)
民間相談機関の記録から見えてくるもの(渡邊智明)
医療社会事業の史的検証─浅草寺病院の取組み─(鈴木裕介)
II 実践を研究する
ソーシャルワークのコミュニケーション研究(北本佳子)
ピアサポート支援の研究(坂本智代枝)
プロシューマーのポジション研究(相川章子)
地域生活支援の量的な調査研究(石田賢哉)
暗黙知から形式知を紡ぐ研究(鈴木孝典)
「Y問題」から汲む研究(伊東秀幸)
ソーシャルワーカーの権利擁護研究(岩崎香)
結び(岩崎香)
■監修
石川到覚(いしかわ・とうがく) 大正大学大学院人間学研究科特任教授
■編著者
岩崎 香(いわさき・かおり) 早稲田大学人間科学学術院准教授
北本佳子(きたもと・けいこ) 昭和女子大学人間社会学部教授
■執筆者(掲載順)
岩本 操(いわもと・みさお) 武蔵野大学人間科学部教授
岩上洋一(いわがみ・よういち) 特定非営利活動法人じりつ代表理事
廣江 仁(ひろえ・じん) 社会福祉法人養和会障害福祉サービス事業所F&Y境港施設長
浅沼太郎(あさぬま・たろう) 大正大学人間学部非常勤講師
吉野比呂子(よしの・ひろこ) 大正大学人間学部非常勤講師
金田寿世(かねだ・ひさよ) 浅草寺福祉会館
渡邊智明(わたなべ・ちあき) 浅草寺福祉会館
鈴木裕介(すずき・ゆうすけ) 高知県立大学社会福祉学部助教
坂本智代枝(さかもと・ちよえ) 大正大学人間学部教授
相川章子(あいかわ・あやこ) 聖学院大学人間福祉学部教授
石田賢哉(いしだ・けんや) 青森県立保健大学健康科学部講師
鈴木孝典(すずき・たかのり) 高知県立大学社会福祉学部准教授
伊東秀幸(いとう・ひでゆき) 田園調布学園大学人間福祉学部教授