ナラティヴ・ソーシャルワーク
“〈支援〉しない支援”の方法
- A5判
- 184頁
- 1800円+税
- ISBN 978-4-7877-1404-6
- 2014発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
ただの「傾聴」ではない!
〈支援する/される〉という非対称な支援関係を放棄した新しい支援の方法。クライエントが語る「問題」に揺さぶりをかけ、その隙間から「希望」の物語をつむぎだす。ソーシャルワーク領域におけるナラティヴ・アプローチの可能性を具体的に論じる。
目次
I ナラティヴ・アプローチとは何か?
1 ナラティヴ・アプローチのものの見方
2 さまざまなナラティヴ・アプローチ
3 ナラティヴ・アプローチに寄せられる疑問
4 ナラティヴ・ソーシャルワークの可能性
II 困難事例を支援する
1 誰のための支援か?
2 無知の姿勢をとり、問題を外在化する
3 例外を発見し、物語を調整する
III 多問題家族を支援する
1 対等な支援は可能か?
2 認知症患者の物語をつむぐ
3 不登校児の物語をつむぐ
IV グループで支え合う
1 当事者だから支え合えるのか?
2 外在化、語り直し、分かち合い
3 当事者と専門職の協働
V コミュニティの物語をつむぐ
1 物語としての地域支援
2 「地域の物語」を書き換える
3 「地域の物語」を守る
4 「地域の物語」に寄り添う
VI ナラティヴ・データを分析する
1 ナラティヴにエビデンスはあるか?
2 テキストマイニングによる分析の実際(基礎)
3 テキストマイニングによる分析の実際(応用)