NoImage

現代国家と地域闘争

フランスとオクシタニー

  • アラン・トゥレーヌ/著
  • 宮島 喬/訳
  • A5判
  • 352頁
  • 3500円+税
  • ISBN 978-4-7877-8415-5
  • 1984発行
  • [ 品切中 ]
  • 書店サイトへ

紹介文

南仏のオック語圏=オクシタンの国家に対する地域闘争はオクシタン運動として19世紀中頃からある。近代化の中で中央による辺境遺棄への抵抗に原点があり、オック語の擁護に始まり反国家管理の志向をもつ。社会学的介入により、運動の統一を意図し挫折する過程を描く。

著者紹介

アラン・トゥレーヌ(Alain Touraine)

1925年生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウールで歴史学を専攻、大学教授資格試験に合格後、社会学に転じる。
パリ大学ナンテール分校教授、パリの社会科学高等研究院の社会学部門の研究指導教官などを歴任

宮島 喬(ミヤジマ・タカシ)

1940年生まれ。社会学者。お茶の水女子大学名誉教授。