西原 和久(ニシハラ・カズヒサ)
成城大学社会イノベーション学部教授、名古屋大学名誉教授。マンチェスター大学、南京大学、インスブルック大学、ハワイ大学、北京外国語大学などで客員研究員、客員教授を歴任。専門は、社会学理論、移民・移動者研究、国際社会学。本書と関連する主著と訳書は以下の通り。
関連主著:『社会学的思考を読む』(人間の科学社、1994年)/『意味の社会学』(弘文堂、1998年)/『自己と社会』(新泉社、2003年)/『間主観性の社会学理論──国家を超える社会の可能性[1]』(新泉社、2010年)/『トランスナショナリズムと社会のイノベーション』(東信堂、2016年)関連訳書:『間主観性と公共性』(N. クロスリー著、新泉社、2003年)/『社会学キーコンセプト─「批判的社会理論」の基礎概念57』(N. クロスリー著、新泉社、2008年、監訳)/『社会運動とは何か─理論の源流から反グローバリズムまで』(N. クロスリー著、新泉社、2009年、共訳)/『国際社会学の射程』(U. ベックほか著、東信堂、2016年、共編訳)など。
保坂 稔(ホサカ・ミノル)
1971年 宮城県に生まれる
2003年 上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了(博士・社会学)
成城大学社会イノベーション学部教授。専門社会調査士
主要業績
『現代社会と権威主義――フランクフルト学派権威論の再構成――』東信堂(2003)
『緑の党政権の誕生――保守的な地域における環境運動の展開――』晃洋書房(2013)[平成24年度科学研究費補助金研究成果公開促進費事業(学術図書)]
「権威主義的性格と環境保護意識――破壊性の観点を中心に――」『社会学評論』第53巻1号(2002)
「大規模駅開発「シュツットガルト21」反対運動のフレーム」『環境社会学研究』第17号(2011)
「環境保護意識と子どもの頃の自然体験――権威主義・家族関係の観点から――」『環境社会学研究』第25号(2019)保坂稔・渡辺貴史