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ルーマン・システム理論 何が問題なのか

システム理性批判

  • ギュンター・シュルテ/著
  • 青山 治城/訳
  • 352頁
  • 4200円+税
  • ISBN 978-4-7877-0615-7
  • 2007発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

ルーマン理論の基本パラダイム批判
本書は、ルーマンのいう「システム理性」に対する哲学的批判である。ルーマンのシステム理論への従来の感情的批判や受け売り的ないし遠慮がちな解説書をはるかに凌駕するものであり、システム理論に賛同する者にとっても反対する者にとっても必読の書である。

著者紹介

ギュンター・シュルテ(G¨unter Schulte)

1937年生まれ。ケルン大学哲学教授。画家であり、彫刻家でもある。

青山 治城(アオヤマ・ハルキ)

1951年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了。法学博士
神田外語大学教授。
主な著書 『自然法─反省と展望─』(共著、創文社、1987年)、『メタ・バイオエシックス』(共著、日本評論社、1987年)、『法哲学的思考』(共著、平凡社、1989年)、『戦争責任と「われわれ」』(共著、ナカニシヤ出版、1999年)、「意味と実在 ルーマンの社会理論と現象学」『現象学と解釈学』下(世界書院、1989年)、「社会と人間─ルーマンの正義論をめぐって─」『ルーマン/来たるべき知』(勁草書房、1990年)ほか多数。