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宗教の機能
M・ヴェーバー『宗教社会学』をも凌ぐ著作として名高いルーマンの宗教論。本書は、社会システム理論の立場から、宗教を「非神話化」しさらに「非ドグマ化」し、宗教の機能を問う。その宗教的正統性をめぐってヨーロッパの宗教的世界観を震撼させた問題の書である。
1927-98年20世紀を代表する社会学者の一人。もっとも重要な功績は、新たなシステム理論を社会学理論に結びつけ、ひとつの社会理論を発展させたことにある。フライブルク大学で法律を学んだ後、ニーダーザクセン州の行政官として勤務。タルコット・パーソンズの社会学に徹底的に取り組むためハーバード大学へ留学。その後、ミュンスター大学で博士号、教授資格を1年で取得。1969年、新設されたビーレフェルト大学に教授として就任。1993年に定年退官。
1927年生まれ。京都大学大学院哲学研究科修士課程修了。 高崎経済大学名誉教授。