社会構造とパーソナリティ 〔新装〕

社会構造とパーソナリティ 〔新装〕

  • タルコット・パーソンズ/著
  • 武田 良三/監訳
  • A5判上製
  • 496頁
  • 7000円+税
  • ISBN 978-4-7877-1105-2
  • 2011発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

社会構造とパーソナリティの関係性にはさまざまな局面がある。社会学・心理学両分野においてパーソンズのパーソナリティ論はきわめて重要な位置にあるが、本邦ではその全体像の把握は比較的困難であった。本書は彼の理論的個別的な重要論文を網羅したパーソナリティ論集。

目次

序章

第1部 理論的考察
第1章 超自我と社会システム論
第2章 シンボルとしての父親
第3章 インセスト・タブー
第4章 社会構造とパーソナリティの発達
第5章 健康と病気の精神身体的問題に関する若干の考察

第2部 ライフ・サイクルの諸段階
第6章 社会システムとしての学級
第7章 アメリカ社会の情況における青年
第8章 性格と社会の接点
第9章 老人の健康と社会の成長

第3部 健康と病気
第10章 健康と病気の規定
第11章 精神疾病と魂の病い
第12章 医療社会学の領域に関連する若干の理論的考察

監訳者のことば
日本語版の刊行に際して
タルコット・パーソンズ著作目録
索引

著者紹介

タルコット・パーソンズ(Talcott Parsons)

1902年生まれハーバード大学教授などを歴任。1979年逝去。

武田 良三(タケダ・リョウゾウ)

1898年-1987年。社会学者。早稲田大学教授。社会学研究会を創設し、日本社会学会会長などを歴任し、社会学理論の紹介と批判につとめた。