災害と復興 天明三年浅間山大噴火
- A5判
- 96頁
- 1800円+税
- ISBN 978-4-7877-2201-0
- 2022.03.30発行
- [ 在庫あり ]
- 書店サイトへ
- 立ち読み [ PDF ]
書評・紹介
紹介文
火山噴火の猛威と多方面にわたる甚大な災害。被災を乗り越え、語り継ぎ、復興する人びと──火山噴火・地震・集中豪雨などが頻発する日本列島で、自然災害にどう対処するのか。巨大噴火が巻き起こした災害の実相、そして地域の人びとによる救済と復興から学ぶ。
目次
Ⅰ 嬬恋村と浅間山
01 高原の村・嬬恋村
02 浅間山
Ⅱ 天明三年の浅間山大噴火
03 噴火の実相
04 鬼押出し溶岩と浅間山熔岩樹型
05 土石なだれ
06 天明泥流
07 天明泥流の記録
08 浅間石
09 降灰
コラム 絵図に見る大噴火
Ⅲ 被災の実相
10 甚大な災害
11 観音堂の石段
12 十日の窪の倒壊家屋
13 あらわれた延命寺
14 鎌原村の馬
15 信州街道と鎌原村
16 天明泥流による被災
17 村々を飲み込む天明泥流
コラム 絵図に見る被災
Ⅳ 救済と復興
18 被災民の救助
19 支配者による救済・復旧
20 温泉の引湯
21 鎌原村の再生
コラム ポンペイの二人と鎌原村の二人
Ⅴ 慰霊と語り継ぎ
22 慰霊のはじまり
23 供養碑
24 語り継ぎ
25 新たな語り継ぎ
Ⅵ 嬬恋村の今
26 「高原キャベツ日本一」の村
コラム キャベツ料理事始
嬬恋郷土資料館案内
「天明三年」散歩マップ
あとがき・参考文献
出版社からのコメント
一言に「噴火」といっても、いろいろな現象が起こり、災害は多方面にわたることがよくわかります。