やわらぎの黙示 〔新版〕

ことむけやはす一

やわらぎの黙示 〔新版〕

  • 矢追 日聖/著
  • A5判上製
  • 304頁
  • 3000円+税
  • ISBN 978-4-7877-2181-5
  • 2021.03.10発行
  • [ 在庫あり ]
  • 野草社/発行
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紹介文

「地下水の如く清く流れ、紫陽花の如く美しく咲け。」敗戦直後の混乱の中で、自然信仰をもといとした生活共同体「大倭紫陽花邑」が誕生した。戦後の歴史とともに歩んだその足跡は、現界と霊界の両方に生きる著者と邑人達の「神ながら」の実践そのものであった。

目次

和の光、ここにあり
神慮に国境なし
大倭の黎明
神ながらの大道にしたがう
求める心なく与えることを知る
真の幸福は心の世界に存在する
日本人のふるさと
一大事の因縁……日蓮をめぐって
日本精神の源流……長曽根邑のすめらみこと
戦後の日本とともに
あじあいむらありのまま
やわらぎの黙示
世界の未来を拓くカギ
わが思い出の記
あしあとをきざむ
私の大ぶろしき
古代日本への招待
社会福祉の原点
涙の掛橋をゆく
わが内なる平和大行進

著者紹介

矢追 日聖(ヤオイ・ニッショウ)

1911年(明治44)12月23日、奈良県生駒郡富雄村大字中字藤ノ木2147番地に生まれる。1934年(昭和9)、立正大学史学科卒業。
1945年(昭和20)8月15日、敗戦の日に大倭教を立教開宣。神ながらをもといとする宗教活動を始める。
1947年(昭和22)10月30日、活動の拠点を奈良市大倭町1番12号に移し、生活共同体大倭紫陽花邑が誕生する。
1956年(昭和31)、社会福祉法人大倭安宿苑を創設。現在、救護施設、特別養護老人ホーム、障害者支援施設(旧身障害者療養施設)、ケアハウス、地域包括支援センターなどがある。
1987年(昭和62)、大倭病院を設立。
1996年(平成8)2月9日、帰幽。

著書『やわらぎの黙示』『ながそねの息吹』(野草社)

関連書籍

  • ながそねの息吹