シリーズ「遺跡を学ぶ」42
地域考古学の原点・月の輪古墳
- A5判
- 96頁
- 1500円+税
- ISBN 978-4-7877-0832-8
- 2007発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
戦後数年を経た一九五三年、岡山県飯岡(ゆうか)村で地元住民と児童生徒、研究者が協力して山頂に築かれた大形円墳を発掘した。戦前の神の国の歴史ではない、本当の地域の歴史を自分たちの手で明らかにしようとした月の輪の心を、当時の貴重な写真をまじえて語る。
目次
第1章 月の輪古墳のとは
1 月の輪への誘い
2 月の輪古墳の概要
3 前方後円墳時代と月の輪古墳
第2章 歴史の真実を学ぶために
1 村の歴史を自分たちの手で
2 村人たちの目ざめ
3 月の輪運動への道のり
第3章 皆で発掘した月の輪古墳
1 発掘前夜
2 発掘開始
3 子どもたちの活躍
4 王者の墓
第4章 月の輪運動の拡がり
1 拡がる月の輪運動
2 つづく月の輪の道