最新の研究成果からみた縄文世界
縄文ムラの原風景
御所野遺跡から見えてきた縄文世界
- A5判
- 96頁
- 1600円+税
- ISBN 978-4-7877-1922-5
- 2020.02.20発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
紹介文
岩手県一戸町の台地にある御所野遺跡は、縄文時代中期後半に約800年続いたムラの跡である。ここでわかった新たな縄文人の世界を、最新の研究成果からみていく。
目次
●ムラをとりまく自然環境
01 豊かな自然環境の誕生
02 御所野の大地
●ムラのくらし
03 御所野縄文ムラの土器
04 土器をつくった粘土
05 矢じりづくりと珪化木
06 アスファルトを使っていた
07 植物利用の姿がみえてきた
08 土屋根の住居
09 列島各地との交流
●ムラの移り変わり
10 ムラのはじまり
11 中央に環状集落が
12 祈りとまつりのムラへ
●祈りとまつり
13 配石遺構の出現
14 土偶は何に使われたのか
15 イエを焼く祭祀
16 山と石への祈り
17 木の実を焼く祭祀
18 動物の骨を焼く祭祀
●見えてきた縄文世界
19 見えてきた縄文世界
20 北の縄文と御所野遺跡
出版社からのコメント
縄文時代のことはだいぶわかってきましたが、それは列島各地の知見をつなぎ合わせた知識。一つの遺跡で縄文人の世界を見るとどうなるか、という試みです。