江戸のなりたち[1]
江戸城・大名屋敷
- A5判
- 196頁
- 1800円+税
- ISBN 978-4-7877-0618-8
- 2007発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
江戸の町は文明開化、関東大震災、そして戦災によってほぼ姿を消してしまったが、地下にはその痕跡が眠っている。再開発によって目覚めた江戸の遺跡から「江戸のなりたち」を探訪するシリーズ。
◎地下に眠る都市・江戸を探訪する 「江戸の町は、文明開化、関東大震災、そして戦災によってほぼ姿を消している。江戸城でさえ皇居と名をかえ、いまは堀の石垣と櫓がかろうじて残っているだけである。けれども、地下にはその痕跡が眠っているのだ。そして近年の都心の再開発によって、眠りについていた江戸の痕跡がいたるところで目覚めている。これから私たちは江戸の遺跡を歩きながら、その声に耳を傾けてみることにしよう。」
目次
はじめに――地下に眠る都市・江戸
探訪遺跡地図
1 江戸城探訪
中世の江戸城と家康の入府
登城、大手門から本丸へ
西の丸下と幕閣の屋敷
北の丸と竹橋蔵地
2 外堀探訪
外堀と天下普請
堀の掘削
石垣の築造
ひと苦労だった採石と運搬
見附の建築
3 大名屋敷探訪
本郷の加賀藩上屋敷
市ヶ谷台の尾張藩上屋敷
海辺の仙台藩上屋敷
仙台藩下屋敷の味噌工場
4 大名庭園探訪
庭園に溢れる都市・江戸
一大アミューズメントパーク・戸山荘
山手の庭園
海手の庭園
大名庭園のフロールとフォーヌ
大名のホビー・陶芸
三楽園焼と大名への夢