古代をみる眼
考古学が語る日本文化の深層
- A5判
- 240頁
- 2000円+税
- ISBN 978-4-7877-1416-9
- 2015発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
考古資料の分析と読み解きに軸線を置きつつも、“かたち”を産み出した古代の人びとの《思い》を解き明かし、日本文化の深層をさぐる。
「古墳、水辺、坂(峠)、巨樹、山嶺など、列島の先人たちが他界との接点、あるいは境界領域をいかに捉え、いかに働きかけたかを思考する試みです。古代的心意の探求におつきあいください。」(まえがきより)
目次
1 祭祀遺跡はなぜそこにあるのか?
2 神話の土壌─水の祭り
3 ヒサゴと龍─水への思い
4 他界の王宮
5 埴輪研究の行方
6 紀氏と葛城氏─王権祭儀の情景
7 聖樹と王宮
8 大和三山と王宮