ゲームセンター文化論

ゲームセンター文化論

メディア社会のコミュニケーション

  • 加藤 裕康/著
  • 四六判
  • 360頁
  • 2800円+税
  • ISBN 978-4-7877-1018-5
  • 2011発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

ゲームセンターとはいかなる空間なのか。
若者はたった一人、ゲームプレイだけを目的にゲームセンターにいるわけではない。そこにはハンドルネームを介して得点を競い合い、観客を前に自分の技を魅せ、コミュニケーション・ノートを通じて「会話」する他者の存在がある。自立的なコミュニケーションのありようと、今日の若者文化の特質を明らかにしていく。
【第22回 橋本峰雄賞受賞作品】

目次

序 章 ゲームセンターの若者たち
第1章 ゲームセンターへの視線
第2章 ゲームセンター文化の生成
第3章 コミュニケーション・ノート
第4章 イラスト・ノート
第5章 快適な居場所とするための戦略
第6章 伝言・掲示板
終 章 新たな若者文化のきざし
補論1 女子中高生の日常写真ブーム
補論2 プリクラを消費する少女たち

あとがき
索引

著者紹介

加藤 裕康(カトウ・ヒロヤス)

1972年,神奈川県生まれ
東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程修了 博士(コミュニケーション学)
関東学院大学非常勤講師
専門 社会学,コミュニケーション論
おもな著作 『ゲームセンター文化論──メディア社会のコミュニケーション』(新泉社,2011年),『〈オトコの育児〉の社会学──家族をめぐる喜びととまどい』(共著,ミネルヴァ書房,2016年),『新版 コミュニケーション・スタディーズ』(共著,世界思想社,2021年)

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