女わざ=食べる+縫う+暮らす=女性の手仕事である衣食住を見つめ、記録した貴重な1冊!
女わざ
東北にいきづく手わざ覚書
- A5判
- 232頁
- 2000円+税
- ISBN 978-4-7877-1817-4
- 2018.10.17発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
紹介文
手わざに性別はないが、まずは女性からということで、「女わざ」という言葉が生まれ、その活動が、年1冊の冊子に記録。その活動の23冊分を、季節に分けて衣・食・住の暮らしを手描き文字と絵で紹介する実用エッセイ。
目次
はじめに
【'83春創刊号】
【春】
菜っぱ煮/なずな粥をつくる/梅布きん/岩田帯をつくる
古代織/紬の地直し/かまばたおび/北上山地の鹿たち他
【夏】
す巻どうふをつくる/ やきめしでんがく/インド式カレー
岩泉の串やき餅/蘇民袋/生きたわら細工/漆のある暮らし他
【秋】
かんろ煮/野の妙薬トチ酒作り/干し柿・塩柿/いもねぎ定食
こんぶくろを作る/きみかわ人形/夜の喫茶室他
【冬】
果報だんご/餅の話/正月料理/女正月にオシラサマと遊ぶ
凍み大根/かめどうぎ/ねじりだすき/めんばんさん他
【第21号 岩手に伝わる小麦粉料理】
ハット/はやき/げんべだ/のべやき/がんづき/くしもち
きんかもち きゃばもち/てんぽ他
おわりに
出版社からのコメント
人と人とがふれあい、心と心が通い合うところに本当の手づくりが生まれる。─その実感を込めて、この記録をまとめました。岩手の女性たちに受け継がれる手わざの文化を、体感していただけたら、幸いです。